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スマートな軽量瓦屋根に葺き替え

公開日
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お客様の要望

  • 屋根が白っぽくなっているので点検して欲しい。
  • 屋根を軽量化したい。
  • 屋根は瓦葺きとガルバリウム鋼板葺きのどちらが良いか検討したい。

担当者から

お客様の依頼で屋根を点検確認させて頂いたところ割れた瓦や面戸の剥がれがみられました。瓦葺き替えと鋼板葺き替えの長所・短所をお話しし、最終的に耐震性能を高め軽量化の図られる瓦葺きを選択頂きました。

施工データ

施主様 T 様
ご住所 福島県福島市
ご家族構成 単世帯
築年数 約 44年
工事個所 屋根
総工事費 約 380万円
施工年 2024年
工期 約 20日
ショップ ミスタービルド 福島

ビフォー・アフター

平板瓦の棟瓦一本伏せに葺き替え

Before

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ラバーロック工法という屋根全体の瓦をコーキングで接着、また、割れた瓦は交換せずコーキング補修されており雨漏りの心配が・・・コーキング接着により瓦屋根に必要な雨水の逃げ道と通気の役割が絶たれてしまいます。

After

平板瓦の棟瓦一本伏せに葺き替え

コーキングで接着された和瓦を1枚1枚剥がし、平板瓦の棟瓦一本伏せに葺き替え。傷んでいた野地板は取替えました。雨漏りの心配がなくなっただけでなく、耐震金具や防災瓦の使用で耐震性能や防災性能が高まりました。

本棟は三角冠1本伏せ、隅棟は差し棟仕様

Before

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本棟5段、隅棟3段の伝統的な和瓦屋根。

地震の影響か、隅棟が蛇行している箇所もありました。

面戸に施された材料が溶け平瓦が白く汚れておりました。

After

本棟は三角冠1本伏せ、隅棟は差し棟仕様

本棟は三角冠1本伏せ、隅棟は差し棟仕様。屋根がスマートになりました。

棟が低くなった事と、従来の棟土・モルタルの1/3と軽量化された南蛮しっくいを使用した事により約3tの軽量化が図られました。

施工の流れ

施工中

コーキングされた瓦を1枚1枚剥がし、棟土・面戸も撤去

施工中

傷んでいた野地板を補修し、ルーフィング下葺き・瓦桟打ち

施工中

ずれにくい防災平瓦をはめ、1枚ずつ釘打ち

施工中

平部瓦葺き、棟部耐震金物取付

施工中

棟部に南蛮しっくいを塗り、防水シート張り

施工中

隅棟差し棟工法で施工

お客様の声

完成した外観をご覧になり「丁寧に工事をして頂きました」「シックな感じにイメージが変わり思い切って色を変えて良かった」とお喜び頂きました。